吉備高原音楽市場とNスクエアが共同し、「タイニー スクエア コンサート」企画が現在進行中です。
まず「タイニー スクエア コンサート」の趣旨です。
・吉備高原都市内に昨年完成したNスクエアをさらに素敵な音楽スペースにしたい。
・音楽市場の活動趣旨である、誰にでも楽しめる音楽発表の場を継続的に持ちたい。
という、この2点を擦り合わせた結果、Nスクエアを会場とし、定期的なライブを年間通して行い、音楽で吉備中央町を盛り上げようという企画が立ち上がりました。
ただ、問題点としてNスクエアはそもそもライブ用に作られていないため、防音対策がなされていないことや、独特な音の響き方のため一般的なPAシステムでは、音作りがし辛く、全てのバランスを整えるためには、毎回念入りなリハーサルが必要となり、ライブ前の店舗営業に支障がでます。また音楽市場スタッフもバンドごとの音作りにかなりのエネルギーが必要となり継続的な開催は非常に困難です。
そこで、解決策として浮上してきたアイデアが、以前から話題になっているTiny desk concertsです。このコンサートはアメリカ公共放送NPRがネット展開、それが昨年末NHKでも日本版が放送され話題になった企画です。
まだ見たことのない方は、YouTubeで見ることができますので一度ご覧になってみてください。狭いオフィスに楽器を持ち込んで、ほぼ生音でライブをします。一応ボーカルにマイクは立っていますが、これは放送のための収録用でバンドメンバーはもちろん、オフィスで聞いている観客も生声生音を聞いていて、各楽器の音量はボーカルに合わせて各自で調節しているわけです。これが、Nスクエアできれば、PAのセッティングが不要でリハーサルも最小限で可能です。楽器の音量バランスはお互いの音を聞き合うことで調整することになりますが、練習スタジオでの演奏を再現すると考えてくだされば良いのではないかと思います。これ、とても難しいのですが、実は重要なことで、自分の音ばかりに集中するとだんだん自分の音が大きくなってアンサンブルは成立しません。お互いの音を聞くって言うのはアンサンブルの基本ですからね。でも、あまり難しく考えず、音楽好きな仲間が自分の家に集まって楽器を弾きながら楽しんでいる感じをイメージしてはどうかと思います。なので、ライブを知らずにふらっと立ち寄ったお客さんにも親しみやすい雰囲気だと思います。
では、具体的な流れとして、
・ライブ日程は月1回 第◯土曜日 店舗営業後18:00~20:00の間で
セッティング、リハーサルは店舗営業後17:00~
・楽器は生音、またはアンプ直出し、PAでのミックスは行わない。ボーカルはマイク使用も可。住宅地であることから、全体の音量は抑えめで、目安としてはお客さんが会話できる程度でしょうか。原則機材のオペレートは全て出演団体でお願いします。ボーカル用のPAはNスクエアにありますのでご利用ください。
・コンサート可能時間は最大2時間ですが、1バンドで1時間とか、2バンドで30分×2ステージなどここは出演者にお任せ。
・出演料は不要ですが、できる限り観客動員(最低〇〇人程度)をしてもらい、出演者も含め必ず当日会場で一人一品注文することが条件です。
・出演希望調整は応募フォーマットを作成する予定で、今のところ6月に第1回をスタートさせたいと思っています。
・ライブ告知は、NスクエアHP、音楽市場ブログにて行いますが、フライヤー等を各バンドで作っていただき会場に置くこともできます。
長くなりましたが、ようやく本題です。
タイニースクエアコンサートの実施説明会(体験会)を行います。
日時 5月5日(こどもの日)16:00~18:00
会場 Nスクエア cafe ROKU
日程 16:00~趣旨説明
16:15~モデルプランとして音楽市場スタッフによる簡易ライブ
17:00~希望者による体験演奏会
(希望される方は楽器をご用意ください。)
18:00~閉会
説明会に参加を希望される方は、おおよその人数を把握したいので、音楽市場に直接メールをお願いします。
件名を
「タイニースクエアコンサートの実施説明会参加希望」とし
本文に
バンド名と参加者数。個人的に参加される方はお名前をお願いします。
また、体験演奏希望の有無をご記入の上以下のアドレスまでお願いします。
吉備高原音楽市場 koi.okayama@gmail.com
連休期間中でイベントも多いなかの開催で大変申し訳ありません。都合により参加できないと言う方もいらっしゃると思いますがご容赦ください。当日参加できないけど出演をお考えの方は、6月以降の実際のコンサートをご覧になってから検討いただけたらと思います。
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